2019年頭所感(日本3PL協会 会長 和佐見 勝)

3PL業界の皆様をはじめ関係各位に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

景気拡大の維持が見込まれる中、経済政策による企業収益の向上、
雇用情勢の改善がみられるものの、中小企業を中心とする人手不足・雇用確保や
海外情勢の政策動向が不確実なこともあり、先行きは依然として不透明な状況にあります。
この不安定な状況下において、協会活動を通じ価値ある情報を得て、社会構造や
企業経営を巡る環境の変化を見定める力を養う必要があると考えております。

このような状況の中、3PL業界においては人材確保・人材育成、生産性向上など
多様な課題を抱えており、当協会としては、本年も「3PL人材の確保と育成」を
最重要課題と位置づけております。当協会では人材育成活動の一環として、
昨年5月から11月まで第5期「日本3PL管理士講座」を行い、本講座では物流技術・
知識を習得し専門的なスキルを身に付け3PLを提案できるマルチスペシャリストを
養成、この10年間で約130名の3PL管理士を育成してまいりました。

3PL業界のトップ企業を目指すためには、お客様の経営に貢献し続ける価値ある
サービスを提供するための優秀な人財が必要不可欠です。
そのために、お客様第一義、利他一徳の理念の下、日々徳績を実践し続けることによって、
お客様より信用・信頼され、新規顧客の開拓にも繋がると考えております。

また、当協会内の委員会活動においては先端運営を目指した物流施設などを
学べる現場見学会や改善検討会も取り入れ、「EC物流委員会」「センター改善委員会」
「センター視察委員会」の3委員会をそれぞれの分野にて活動しています。
さらに各業界で活躍されている著名企業の経営者をお招きし、実践的な経営手法
を学べる「経営者セミナー」(本年2月予定)を毎年1回開催しています。

2020年においては、協会15周年を記念して海外物流視察研修会を計画しており、
2019年は、この準備の年としたいと考えております。
今後も3PL業界が抱える横断的な課題について解決施策を確立し、より一層の
サービス品質を高め、高付加価値化を目指していきます。また会員皆様にも互いに
交流を深めて頂き、活用しやすい協会のあり方を追及していきたいと考えています。

本年も3PL業界の健全な発展を目指して努力をしてまいりますので、関係各位の
ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。